• Home
  • Journal
  • Interview #01 | 画家・山口一郎さんが描く、“日々に寄り添うアート”
見出しC見出しC見出しC見出しC見出しC
    • アンドピープル

    Interview #01 | 画家・山口一郎さんが描く、“日々に寄り添うアート”

    名古屋・八事のインテリアショップ「G.E.M」さんの企画で、画家・山口一郎さんとの特別なコラボレーションが実現しました。 今回のために一郎さんが描き下ろしてくださったのは、鳥、魚、花をモチーフにした優しいアート。 フードボウルとウォーターボウル、あわせて6点のアイテムが誕生し、それぞれに一郎さんならではのあたたかさと愛情が宿っています。 第一回目となる「& People」では、そんな山口一郎さんに、アートのこと、暮らしのこと、そして猫のことについてお話を伺いました。

  • Profile

    山口 一郎

    静岡県浜松市出身。幼いころから漫画家に憧れ、セツ・モードセミナーに進学。卒業後は出版社でイラストレーターとして活動を始め、雑誌や広告など数多くの媒体で作品を発表してきました。2007年、東京・南青山での個展をきっかけに“画家”としての歩みをスタート。現在は、香川県を拠点に全国・海外で個展を開催するほか、IDÉEなどへの作品提供、アーティストとのコラボレーションなど、表現の場を多方面に広げています。画家としての原点には、尊敬する画家・猪熊弦一郎氏の存在があります。

今回の絵柄に、鳥や魚、花を選ばれたのは?

僕の好きなかたちで、皆さんにも「かわいい」と思ってもらえると思って、鳥、魚、花を描きました。

猫にまつわる思い出があれば、教えてください。

以前住んでいたアパートで、仕事も少なくのんびりしていた時期があって。
アパートの前で野良猫にご飯をあげていたら、だんだん猫が集まるようになってしまって……。
最終的には、「野良猫にエサを与えないでください」という張り紙が貼られてしまいました(笑)。

画家として歩みはじめたきっかけは?

他にできる仕事がなかったからです。

香川に拠点を置いた理由も気になります。

尊敬する画家・猪熊弦一郎さんの美術館がある街だったからです。

制作の際、大切にされていることはありますか?

自分が描いた絵を、自分の部屋に飾れるか?ということです。
それが、ひとつの基準になっています。

影響を受けた人や場所についてもお聞かせください。

セツ・モードセミナーという絵の学校で出会った、先生と仲間たちですね。

好きなアーティストを教えてください。

手塚治虫、藤子・F・不二雄、宮崎駿、アンリ・マティス、RCサクセション、エレファントカシマシ、山下達郎。

普段、どんなふうにリラックスされていますか?

絵の仕事を終えた夜に、ビールを飲みながらレコードを聴く時間が好きです。

最近気になっていることや、ハマっているものは?

ジャズレーベル「Blue Note」のレコードを集めることです。

ちょっと怖いなと思うものってありますか?

絵の〆切です……(汗)。

食べ物の好みも、よければ。

好きな食べ物は、ビールとポテトチップス。
嫌いなのは……“大盛り”です(笑)。

一郎さんにとって、アートとはどんなものですか?

毎日の生活に寄り添うもの。
特別な場に置くものではなくて、日常にそっとあるようなものだと思います。

最後にひとこと

毎日、ネコちゃんにごはんとお水をあげる時間が、ちょっと楽しくなるような器を&CATさんと一緒につくりました。
“毎日スマイル”な日々を♫

Back to List